現在、3歳と0歳の子供がいます。
子供が小さいため妻は現在育休中です。
実は以前から転職をずっと考えていて
妻の妊娠〜出産と行動する余裕がなかったため
ここまでズルズルと行動できずにいました。
同じ工場に嫌なやつがいて、
出勤しようとすると吐き気がしてきます。
ずっと我慢していたのですがもう限界です。
すぐにでも辞めたいのですが
家族がいるためなかなか踏み切れずにいます。
どうすればよいでしょう。
八方塞がりでかなりストレスフルな状態なのだと心中お察しします・・・。たしかにお子さんがいる場合、思い切った行動がとれませんよね。車や住宅ローンがある場合、さらに身動きがとりづらくなるので「耐えるしかない」という状況になってしまう方もいます。
目次
小さなお子さんがいても転職は可能
まず前提として、転職理由のほとんどはネガティブなものです。条件最高！人間関係最高！なんの不満もありま〜ん！という状態で転職をする人は皆無。不満があるからこそ転職するわけですから間違っていません。
とはいえ、ご家族がいる場合は感情的になってはいけません。奥さんときちんと話すことは必ずしておきましょう。ここを適当にすることで家族の関係性がよくない方向に行ってしまっては本末転倒。お子さんも小さいため、幼稚園・保育園をどうするかなども含めた話し合いが必要です。
希望収入・休日・エリア
転職を検討しているという話から、なぜ転職したいのか、どれくらい嫌なのかはすでに共有されていますでしょうか？メンタルのダメージは想像よりも影響力が大きいです。吐き気がするくらい人間関係が悪化しているということですから、直属の上司にはすでに相談済み、かつ改善がされなかったという前提で話をすすめます。
世帯収入の最低確保額を相談
可能なら月額の手取り額を話し合った方がいいです。家賃・ローン・養育費など毎月の支出を上回る収入があればとりあえず生活自体は続けられます。理想は転職による年収アップですが、それが叶わない場合もあるため、現状を把握することはマスト。その上でいくらくらいまでなら妥協できるかもセットで奥様とお話ししたほうが良いです。
ライフスタイルにあった休日は？
お子さんがまだ小さいため土日である必要はなさそう。そうなると選択肢もまた広がりますね。小学生ともなると土日休みのほうが家族で出かけやすいなどのメリットもありますが、平日休みでも工夫してお出かけしている家族は世の中にたくさんあります。まずは、どのような休日スタイルが適しているかを話し合いましょう。
引っ越し 有りor無し
お住まいのエリアには条件に合致した求人はありそうでしょうか？都会に行けば行くほど条件の良い仕事を見つけられる能性は上がります。また地方であっても中堅規模以上の会社を探す場合は「全国転勤あり」の場合が多いです。引っ越しを伴う転職になる場合は幼稚園・保育園を転入手続きも必要になります。色々な方法がありますが、まずは引っ越しが可能かどうかも合わせて検討を。
基本的に「3年計画」がおすすめ
絶対におさえておきたい3つの条件を前途しましたが、希望条件がなければないほど仕事は決めやすいです。ただ、なかなかそうはいきませんよね。
ここまでの総まとめとして、工場でお勤めの相談者様には「3年計画」をおすすめします。
1年目：新しい仕事になれる
「収入・お休み・エリア」で納得のいく仕事を探すか、エージェントに探してもらいましょう。希望の年収に届かなくても生活が継続できればまずは転職をすすめるのがベストです。新しい環境になれば人間関係もリセット。前職での経験を活かし良好な人間関係を築けるように意識してみましょう。
2年目：経験を積み資格取得
未経験からチャレンジできる仕事の代表例として「施工管理」というのがあります。工事のスケジュール管理や書類作成が主な業務内容。ある程度経験を積むと国家資格である施工管理技士の取得が可能。資格をとれば昇給が望めるのはもちろん、他社さんにも有利な条件で転職ができるようになります。
施工管理以外では・・・
- 不動産関連→宅建・不動産鑑定士
- 介護職→初任者研修・介護支援専門員
- 保険営業→FP(ファイナンシャルプランナー)
※あくまで一例です。
3年目：次の転職でステップアップ
資格を取得したり専門的な経験を積めば、転職市場における自分の市場価値が上がります。条件面の良さは市場価値に比例するため、RPGのレベル上げのように少しずつ自分の市場価値を上げることを意識してみてください。10年単位で考え、大学進学などのライフイベントにも対応できるようにしましょう。今のうちに少しずつ行動していくことが大切です。
最大のポイントは家族の理解を得られるか
小さなお子様がいる場合、とくに奥様は心配でしょうからじっくりと相談してから転職の準備をはじめてください。「3年計画」を持ち出してもいいと思います。
- 自分で求人サイトをみて決めてもよし
- 経験豊富な転職エージェントを使うもよし
- 知り合い伝いで仕事を紹介してもらうもよし
理解が得られた後は行動するのみ。転職活動はやることが多く、面倒な作業が多いため途中で挫折してしまう方も多い。挫けそうな時こそネガティブな感情を上手に使いましょう。「吐き気がするほどの人間関係」をバネにナニクソ根性で踏ん張ってみてください。そうやって必死に取り組んだ方が転職ひいては人生レベルでうまく行っていると思いますよ。
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