転職活動を考えた時に真っ先に思い浮かぶのが「転職エージェント」の利用だと思います。とくに正社員でフルタイム勤務だと転職活動は時間がとれなくて大変・・・。スカウトサービスや転職サイトに登録するとスカウトメールがたくさん届くかと思います。よさそうなエージェントさんかと思いきや連日鬼電がとまらない・・・。この記事では電話攻撃がうざい転職エージェントの対処法についてまとめます。
目次
うざい転職エージェントの特徴
では、さっそく「ちょっと嫌だな」と思う転職エージェントの特徴をみていきましょう。まずは下記の表をご覧ください。転職エージェントやスカウトサービス利用者さん100名に行ったインタビューとなります。
順位 | うざい転職エージェントの特徴 | 票 |
---|---|---|
1 | 電話の数が多い、仕事中も電話してくる | 26 |
2 | 偉そうだったり、説教が多い、態度も悪い | 20 |
3 | 希望しない求人を10社以上紹介してくる | 19 |
4 | とにかく内定受諾を急かしてくる | 10 |
5 | こちらから連絡するとレスが遅い | 7 |
6 | 話した内容をぜんぜん覚えていない | 5 |
7 | 企業や仕事の質問に対してぜんぜん答えられない | 4 |
8 | その他 | 9 |
やはり架電回数の多さがうざさ堂々の1位!たしかに仕事中にかかってくるのはちょっと・・・って感じですよね。ほかにもうざい行為がたくさんありますが、やはりタイミングの悪い電話が一番のストレス。みなさん同様のことで「うざいな」と感じているようです。
しつこい電話を止めるためにやること4つ
転職する気はあるものの、いま電話する感じじゃない・・・。そんな場合に行いたいのが電話をやめてもらうための行動。転職エージェントは「できることはないかな?」と思って良かれと思って電話している場合もあります。そこで相手の気持ちも考慮した4つの行動をピックアップしてみました。
1.退会処理をする・伝える
スカウトサービスに登録したものの転職したい時期が伸びた・・・なんてことはよくあります。現状、転職する気がない場合は退会処理をしましょう。ネットサービスの場合は退会処理を、電話による面談サービスの場合は、エージェントさんにその旨をきちんと伝えましょう。
2.履歴を残して伝える
退会の旨を伝えても迷惑電話のごとく電話が止まらない場合も。その際には、
- 会社名
- 退会処理を伝えた日時
- 担当者の名前
の履歴を残しておき、電話口の相手に伝えましょう。会社によっては共有ができておらず、他の社員に伝わってない場合があります。前回の電話でこれこれこういう話をしました!と意思を伝えましょう。よっぽどの会社でない限りそれで電話攻撃は終わるはずです。
3.会社に直接電話して伝える
担当者の方に電話するのが気が引けてしまう場合は、個別ではなく会社に連絡を。営業担当者個人ではなく会社に話すことで、きちんとした対応を行ってもらえます。
4.「他で決まりました」
基本的に「転職しそうな人」にしか電話はかかってきません。他で内定が出た=転職しない判定となり、電話がくることはありません。もちろん本当のことであれば正々堂々と「他社さんで内定がでましたのでサポートは不要です」と気負うことなく伝えられるはずです。
転職エージェントがうざい理由
転職エージェントはキャリアアドバイザーともいい、登録があった人=転職意思のある人のためを思ってやっています(ほとんどの場合はそう)。キャリアをアドバイスする仕事ですから、アドバイスしたいわけですね。服屋の店員さんも、だいたいは自分の扱うブランドが好きで勧めたいわけです。でも、タイミングが悪いと「なんだよ、ゆっくり見たいのに・・・」と、うざがられてしまうという。
あえて、嫌だなと思う理由をあげると以下のようなものが多いです。
転職希望者へ聞くべきことが多い
- 登録内容の確認
- 求人の紹介
- 選考や面接の日程調整
- イベントへの招待
- 入社意思の確認とフォロー
などなど、就職・転職は一大イベントですから適当にはできません。きちんとしようとすればするほど結果として「うざっ」と思われてしまうわけですね。
求人はナマモノ!週単位で募集案件が変わる
リクルートが発行するタウンワークはご存知でしょうか?学生時代のバイト探しはタウンワークで行っていた方も多いはず。コンビニや駅にフリーペーパーが並んでいますが、実はあれは週刊発行。月曜の朝には全国のタウンワークが最新のものに入れ替わります。
もちろんアルバイト・パート領域と正社員は別ですが「求人」という構造は同じ。企業が人を採用するタイミングは常に変わるので求人情報も常に変わり続けているのです。そうなると新しい求人が出たタイミングでご紹介できないかと、結果として電話が増えてしまいます。
担当者があなたに希望している?
転職支援会社の仕事の構造として、契約企業に「こんな人を●月までに●人ご紹介します」と約束している場合も。契約企業様に採用候補者をご紹介できないと、それはそれで信用問題につながるので
- A社と相性がいいのでは?
- B社でめっちゃ活躍できそう
- この経歴ならC社の内定がでそう
と担当者の期待も含まれている場合があります。電話の回数の多さは求められている熱量と捉えることもできそうですね。とはいえ恋愛と同じで、あまりに連絡頻度が多いとちょっと重たいなと感じてしまいますよね。適度な距離感は大事です。
担当者のノルマがきつい可能性も?
会社によりますがキャリアアドバイザー(転職エージェント)のお給料は「固定給+インセンティブ」の場合が多いです。転職成功者を多く出せば出すほど給料が増えますが、なかなか決まらないエージェントさんも・・・。今月1人も決まってないからたくさん電話せい!と号令が出ている場合もあります。
本当におすすめできる求人が見つかった
世の中の市況同様に求人情報も常に動いています。最初の面談時に合う求人が見つからなかったとしても、その後ばっちりハマる求人がでてくることはよくあります。採用枠には決まりがあり、他企業の紹介者で採用枠が埋まってしまう場合もあるため、結果としてしつこくなってしまう場合があるようです。
うざい転職エージェントは多いのか?
結論、熱心な担当者の場合うざい人が多いです。部活の熱血コーチのように、アドバイザー業務に本気でコミットしているエージェントさんが多いためやはり熱量に差が出てしまうようですね。
もちろん先に挙げたように転職支援会社の都合もありますが、ほとんどの場合仕事熱心だからこそとも言えます。逆を言えば適当な担当者の場合あまり電話はこないので、内定は出づらいかもしれません。ここが難しい部分ですね。
うざい電話は無視しても問題ないか?
これは完全に本人の自由になります。情報収集段階で熱量MAXの熱血コーチにビシバシ連絡とれらるのはメンタル的にきついもの・・・。転職エージェントはたくさんいるので、タイミングが合わなければ無視するのも選択肢としてアリになります。つまり・・・
エージェントを使わない場合はOK
自分で企業を探してじっくり検討したい場合やそこまで切羽詰まってない場合は無視して自分のペースで進めましょう。お宝物件を自分で探すよう自分で職探しをするのが合っている方もいます。
注意!転職エージェントのうざい電話を無視した場合
- サポートの優先度が下がってしまいます
- 優良求人を紹介してもらえなくなります
それでも問題なければ電話を無視して仕切り直ししましょう。本腰入れて転職するぞ!というタイミングでまた登録して本気で行動すれば大丈夫。
転職活動を継続するなら出たほうがいい
面倒と思う場合でも、とりあえず電話に出てミュニケーションをとっておいたほうがベター。餅は餅屋というように、人材業界にいるエージェントのほうが持っている求人情報の量が違います。求人サイトに出回らない仕事もたくさんあるため常にアンテナをはっておきましょう。
転職エージェントにしつこくされた体験談
興味本位でスカウトサービスに登録したものの毎日30通以上のメールが・・・。気になった会社3社ほどと面談したのですが、いずれも僕が希望する職種の求人はほぼなく全然やりたくない仕事を紹介されました。
現職にとどまる旨を伝えましたが、1ヶ月くらいは電話がきていたのでしばらくエージェントさんは利用しないですかね。
私としては、ちょっとお休み期間的な考えだったので担当者の方と相性が悪かったのかもしれません。けっきょく電車で2駅のファッションビルで自分で応募したショップに採用が決まりました。
面談で「接客以外がいい」と話したのですが、営業の仕事ばかり紹介されました。メールでも同様のことを説明したのですが、どんな仕事にもコミュニケーションがあると半分説教のような話をされ、半べそかきながら着信拒否しました。
転職エージェントがうざいときの対処法
- 電話連絡してほしくない日時を伝える
- メール・LINEでのやりとり希望の旨を伝える
- 転職希望時期・条件を伝える
- 違う転職エージェントに乗り換える
しつこい電話ではなく自分のペースに合わせてほしい場合は上記のようなことを検討してみましょう。相手も社会人ですので、基本的に話せばわかります。意思表示することが大切です。
うざいエージェントの注意すべき言葉一覧
まるで営業トークの常套手段のようですが、不安や焦りを煽るようなことをしてくるエージェントさんもいるので注意が必要です。
・私からみてもかなりおすすめ求人です
・今後内定が出ないかもしれませんよ
・Aさんだからこその面接通過です
・(落ちてないのに)書類落ちです
特に「釣り求人」と呼ばれているものには注意が必要。誰もが応募したくなる優良求人を客寄せパンダにして、実際には企業に書類すら送らないパターンも。内定が出たからとすぐに決める必要はなく、自分が納得のいく転職にしましょう。
うざいエージェントと上手に付き合う方法
疑問があればすぐに連絡する
- 転勤なしと書いてあるが本当か
- 試用期間中の条件が曖昧では?
- オフィスカジュアルはどの程度OK?
受け身の体制ではなく、自分から色々と質問してみましょう。熱心なエージェントさんの場合は面倒くさがらずに対応してくれます。逆に質問に答えてくれないような方の場合、担当交代か違う転職会社に乗り換えるのが良いですね。
複数のエージェントを同時に活用する
各社に特徴があるので、自分に合った会社か見極めるために複数利用がおすすめ。自分に合う転職支援会社に出会えるとスムーズに転職活動がすすみますよ。
エージェントにも特徴がある
【大手エージェント】
リクルート、DODA、マイナビさんといった大手は基本的に1社は登録マスト。求人案件が豊富なため眺めているだけでも楽しいですよ。登録者が大勢いるため1求人に応募する人の数もたくさん。とくに人気求人は競争が激しいため、内定を獲得するのが難しい場合もあります。
【専門特化エージェント】
医師・看護・介護・薬剤師・IT・フリーランス・ハイクラス向け・建築・物流・47都道府県エリア特化など、自社に強みのあるネットワークを活用したエージェント会社もあります。資格や経験を活かしたいなど目的がはっきりしている場合は登録しておきましょう。専門的に扱っているからこそエージェントの知識量も多く、混み入った質問にもしっかり答えてくれます。
【小規模エージェント】
わたしたちヒトツキ転職のように、少人数で行っている事業者もたくさんいます。大手とはちがい資本が限られているため1人1人に丁寧な対応を行っているのが最大の特徴。ご縁を大切にしている会社が多く、相性があえば強力なパートナーとなって転職をバックアップしてくれます。
基本的に転職エージェントは利用するべき
忙しい社会人の場合、求人を探すだけでも一苦労。転職エージェントは書類作成の代行など面倒な作業を代行してくれるため基本的に登録はしたほうがいいです。もちろんここまででご紹介したように「うざい転職エージェント」の方も一定数います。
それを踏まえても、転職活動における時間がかかる作業の大部分を丸投げできるため賢く利用してみてください。上手に活用できれば心強い味方になってくれますよ。
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これまで多くの転職支援をしてきた実績から、電話よりもチャットが楽ちんという意見が多く、ヒアリング以外のすべてをLINEで行います。「うざい・しつこ電話が嫌だ」という方はぜひ検討してみてください。
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